オフィスとアウトドア家具。少し前まで相容れないイメージだった両者の組み合わせが、オフィスデザインのトレンドの一つとなっています。
オフィスにアウトドアレジャーの要素を取り入れると、空間に軽やかさが生まれ、結果として様々なメリットが期待できます。
そこで今回はオフィスにアウトドアグッズを取り入れるメリットや、具体的な取り入れ方を紹介。さらにオフィスにアウトドア家具を取り入れる時に使える、おすすめオフィスグッズも紹介します。
オフィスを社員が働きやすい、リラックス空間にしたいとお考えの方は是非参考にしてみてください。
Contents
アウトドア家具を取り入れたオフィスで期待できる7つのメリット
アウトドアチェアやアウトドアテーブル、テント、タープなどアウトドア用品を取り入れると、オフィスはオフィシャルな堅い雰囲気から、プライベート空間のような柔らかい雰囲気に変化します。
さらにアウトドア感をアップさせる植物を取り入れると、リラックス感がプラスされるでしょう。
こういった変化から、様々なメリットが期待できます。オフィスにアウトドア家具を取り入れる主なメリットは、以下の7つが挙げられます。
- 適度にリラックスすることで集中力が継続する
- 社員の心身の健康を保てる
- コミュニケーションの増加
- 新しいアイデアが生まれやすくなる
- フレキシブルにオフィスを使える
- 企業ブランディング採用
- 災害への備えとなる
一つずつ、詳しく解説していきます。
1.適度にリラックスすることで集中力が継続する
アウトドア用品や植物に囲まれると、自然の中にいるようにリラックスできます。
リラックスできれば、気持ちが落ち着き、頭がスッキリし、思考力が高まります。結果として高い集中力を持って、仕事に臨むことが可能です。
逆にストレスを感じる空間では、イライラが高まり、肩こりなど体調不良が起き、記憶力が低下。仕事の効率が下がってしまいます。
2.社員の心身の健康を保てる
アウトドア要素を感じるオフィスでは、社員は自然の中のようにリラックスして、落ち着いた気持ちで働けます。
心身に悪影響を及ぼすストレスが少ないので、心身共に健康を保ちやすいでしょう。
3.コミュニケーションの増加
キャンプ場のような雰囲気では多くの社員がワクワクを感じ、前向きな思考になります。また休日のようなプライベート感もあるので、通常のオフィスよりも、相手に親近感を感じやすくなるでしょう。
よって社員間のコミュニケーション増加が、期待できます。
コミュニケーションが活発になることで、良好な人間関係を作れるだけでなく、仕事上の新しいアイデアが生まれやすくなります。
4.新しいアイデアが生まれやすくなる
自然に近い環境に身を置くと、想像力が高まります。思考も深まりやすくなり、インスピレーションが生まれやすい精神状態になります。
結果として新しいアイデアが生まれ、イノベーションに繋がることになるでしょう。
また前述のようにコミュニケーション増加も、新しいアイデアが生まれやすい状況を作ります。
5.フレキシブルにオフィスを使える
テーブルやチェアなど、アウトドア製品は気軽に持ち運べるものばかりです。よって簡単にレイアウト変更が可能です。
テーブルやチェア、テント、タープなどは折り畳めるので、イベント時などは広いスぺ―スを作り出せます。
またアウトドアテーブルやチェアは、テラスなど好きな場所に移動させて仕事ができます。社員それぞれに適した、柔軟な働き方が実現可能となるでしょう。
6.企業ブランディングに効果がある
テレワークの普及など、働き方が大きく変わった昨今、働く場所への関心は非常に高まっています。そのため魅力あるオフィスは、企業のブランド力を高めます。
リラックスしながら、前向きに働けるアウトドア要素を取り入れたオフィスは、企業の強みとなるでしょう。
また「こんなオフィスで働きたい」という人が増え、採用に良い影響を与えます。
7.災害への備えとなる
アウトドア関連製品は、災害対策としても使用可能です。
アウトドアチェア、テーブル、ランタン(灯り)、ハンモック、コット(簡易ベッド)などは、避難生活で非常に重宝します。
テントやタープは、被災時のプライベート空間作りに役立つでしょう。
オフィスへのアウトドア要素の取り入れ方
ここでは、オフィスへのアウトドア要素の具体的な取り入れ方を解説します。
主に以下のような取り入れ方があります。
- 執務用にアウトドアチェアやアウトドアテーブルを使う
- ミーティングにアウトドアテーブルやアウトドアチェアを使う
- ミーティングスペースとしてテントやタープを使う
- 集中ブースとしてテントやタープを使う
- ランタンや焚き火台などのアウトドアグッズをディスプレイする
- 観葉植物などグリーンを設置する
一つずつ、詳しく解説していきます。
1.執務用にアウトドアチェアやアウトドアテーブルを使う
執務用テーブルやチェアに、アウトドア用を採用すると、室内にいてもアウトドア気分を感じられます。
また移動が簡単なので、好きな場所に移動して仕事しやすいメリットもあります。
2.ミーティングにアウトドアテーブルやアウトドアチェアを使う
ミーティングにアウトドア用チェアやテーブルを使えば、みんなでキャンプしているようなワクワク感が味わえます。
人数に合わせてレイアウト変更しやすいのも、アウトドア製品のメリットといえるでしょう。
3.ミーティングスペースとしてテントやタープを使う
テントやタープをミーティングスペースとして使うと、周りの視線や雑音がある程度遮断されて、集中してミーティングできます。
テント内では床に直接座るので、プライベートのような雰囲気を作れて、リラックスした話し合いができるでしょう。
4.集中ブースとしてテントやタープを使う
テントやタープは周りの視線や雑音をある程度遮断できるので、集中スペースとしての活用も有効です。
休憩時間に仮眠を取りたい時も、周りの視線が気にならずゆっくり休めます。
5.観葉植物などグリーンを設置する
アウトドア製品を導入する際は、観葉植物など自然の要素を一緒に取り入れることで、さらにリラックスできる空間を作れます。
アウトドア用品と一緒に導入する際は、通常より多めに植物を設置すると、より自然に近い雰囲気になるでしょう。
また芝生風のカーペットも、アウトドアな雰囲気がかなり高まります。
6.ランタンや焚き火台などのアウトドアグッズをディスプレイする
一番簡単に取り入れやすいのが、ランタンや焚き火台、調理器具などアウトドアグッズをディスプレイする方法です。
アウトドアグッズが視界に入ることで、プライベート時間のような感覚が呼び起され、リラックスできます。
観葉植物をプラスすることで、さらに視覚的効果が高まります。
7.休憩や仮眠用としてハンモックやリクライニングチェアを使う
仮眠スペースや休憩室にハンモックやリクライニングチェアを設置すると、さらにリフレッシュできる空間となります。
ハンモックは椅子としても使えるので、作業する場所を変えて気分を変えたい時にも有効です。
アウトドア用品と一緒に使えるおすすめオフィスグッズ
①フィカスベンジャミン W1550×H1800×D1550 フェイクグリーン
本物の観葉植物に比べて、世話する手間がいらないフェイクグリーン。オフィスに多くの植物を置きたい場合に便利です。
こちらはランダムに配置されている木々が、自然な雰囲気のフェイクグリーンです。アウトドア家具と合わせると、キャンプ場で仕事をしているような気分にさせてくれます。
複数セット設置すれば、会社のシンボル的なスペースを作れます。
②フェイクグリーン 卓上ポット W400×H250×D250
「スペースが無くて大型観葉植物が置けない」というオフィスにおすすめな、卓上型のフェイクグリーンです。テーブルや棚の上に置けるので、狭いオフィスでも場所を取りません。
テーブルの上に置けるので視覚に入りやすく、作業に疲れた時の癒しとなります。
③オフィスグリーン W300×H300 フェイクグリーン グリーンパネル
オフィスが狭く、テーブルや棚の上にも観葉植物を設置場所が無い場合は、壁に飾るフェイクグリーンがおすすめです。
目に入りやすい高さに設置できるので、視覚的な効果がより期待できます。
④ラウンジチェア ダークブラウン サンラウンジャー
リゾートな雰囲気が魅力の、ラウンジチェアです。
リフレッシュスペース、テラススペースなどにおすすめです。気分転換したい時のワークスペースとしても使えます。リクライニング機能付きなので、仮眠スペースにもピッタリです。
⑤ベンチ YB-77L-WN 幅1800×奥行590×高さ729mm 屋内外
室内でも屋外でも使えるベンチです。ロビーやリフレッシュスペースなどに置けば、公園にいるような開放的な気分が味わえます。
観葉植物などグリーンも一緒に設置すれば、さらにアウトドア気分が盛り上がります。
まとめ:アウトドア家具を取り入れたオフィスでリラックスして働こう!
今回はアウトドア家具をオフィスに取り入れるメリットや、具体的な取り入れ方を紹介しました。
オフィスにアウトドア用品を取り入れると、リラックスムードが漂い、社員同士のコミュニケーションが増加します。また他に無い個性的なオフィスは、会社のブランディングにも役立ちます。
「オフィスの堅い雰囲気を変えたい」とお考えの方は、まずは出来るところから試してみてはいかがでしょうか。