トレンドを押さえたおしゃれなオフィスは、社員のモチベーションアップとともに、時代の流れに合わせる会社の柔軟性のアピールにも繋がります。
おしゃれなオフィス作りに欠かせない要素の一つが「色選び」です。選ぶ色によっては、オフィスをスタイリッシュに見せるだけでなく、社員やオフィスを訪れた人の心理に少なからぬ影響を与えることも可能です。
数ある色の中から、トレンドカラーを選んで用いれば、洗練された空間作りの近道となります。
そこで今回は、2024年のオフィスに取り入れたいトレンドカラーやトレンドカラーを使ったおすすめオフィス家具を紹介していきます。魅力的なオフィス空間作りを模索している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
オフィスデザインのトレンド
働きやすさが重視されるようになり、オフィスはより快適性が求められる昨今。従来のオフィス然としたものより、自宅リビングにいるようなリラックス感あるオフィスが求められています。
そのため各オフィス家具ブランドから、自宅用家具のようなテイストを持つオフィス家具が多数販売され、多くの支持を集めています。
自宅とオフィスのデザインの垣根が低くなったことで、オフィス家具は、自宅用家具のトレンドから大きな影響を受けるようになりました。
そのため、自宅用家具のトレンドカラーを取り入れれば、時代の空気に合うおしゃれなオフィスを作ることができるでしょう。
インテリアのトレンドカラーは、毎年選定される「カラー・オブ・ザ・イヤー」から大きな影響を受けます。「カラー・オブ・ザ・イヤー」について、以下の章で詳しく紹介していきます。
2024年「カラー・オブ・ザ・イヤー」で見るトレンドカラー
「カラー・オブ・ザ・イヤー」とは、毎年10~12月に発表される、来年流行が予測されるカラーのことです。塗料など色に関する複数の企業が、トレンドや世相、時代のエッセンス、経済活動など、あらゆる側面から総合的に選定し、発表しています。
「カラー・オブ・ザ・イヤー」は、ファッションやインテリアだけでなく、あらゆるプロダクツに大きな影響を与えます。
しかし毎年新しく発表される流行色を、大型家具や什器で取り入れるのは、なかなか難しいかもしれません。そうした場合は、チェアやスツール、クッションなどの小型家具や小物で取り入れるのもよいでしょう。
ここでは2024年のカラーオブザイヤーから、以下の3色をピックアップして紹介します。
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①ブルー
2023年は暖色系の色味が多かった「カラー・オブ・ザ・イヤー」。2024年は心地よい、自然に関係するカラーが多く挙げられています。
中でも空や海を思わせるブルーは、多くの企業が選んだインテリアの注目カラー。爽やかな色合いの「サーマル」や深いトーンの「ブルー・ノーバ」など、さまざまなブルーがピックアップされました。
ブルーは「冷静」「信頼」「誠実」「爽やか」などのイメージを見る人に与えるカラー。企業のコーポレートカラーとして用いられることも多く、オフィスデザインでも使いやすい色です。
ソファ デイジーパッチワークブルー
遊び心のあるデザインが、個性的な雰囲気を作る2人掛けソファ。落ち着いたブルーを中心としたカラーリングで、カジュアル過ぎずにオフィスにしっくり馴染みます。エントランスやリフレッシュスペースの設置がおすすめです。
②グリーン
自然に関係する色として、グリーンも注目を集めています。植物を連想させるグリーンは、ストレス緩和や創造性向上が期待できる色。オフィスにおすすめのカラーといえます。
2024年は明るいグリーンより、オリーブグリーンやモスグリーンなど、落ち着いた色味のグリーンが「カラー・オブ・ザ・イヤー」にピックアップされています。
深みのあるグリーンは、寒色系ながら温かみも感じさせ、リラックスできるオフィス作りに使いやすいでしょう。
レセプションチェア 布張り 取手付 会議用チェア
落ち着いたグリーンが温かみを感じさせるミーティングチェア。ボリュームある座面は、インナーメッシュ素材が採用されており、長時間の会議でも疲れにくく、蒸れにくく快適です。背もたれ上部が取っ手状にデザインされており、移動が楽に行えます。
③ピーチファズ
色の王様と称される、色見本を販売する企業「PANTONE(パントン)社」。パントン社の選ぶ「カラー・オブ・ザ・イヤー」は、多くの業界に最も影響力があるといわれています。
パントン社が選んだ2024年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」が「ピーチファズ」。オレンジみのある優しい雰囲気のピンクです。
混乱した世界情勢の中、思いやりと共感のメッセージを伝える色として選ばれた「ピーチファズ」。人間関係が重要になるオフィスにぴったりのカラーです。
【2脚セット】カウンターチェア 角型
リフレッシュスペースやミーティングスペース適した、高さのあるカウンターチェア。洗練された、スタイリッシュな雰囲気を作れます。
窓際にハイテーブルとセットでカウンター席を作れば、集中スペースとしても活用できます。ピンクの他に、ブルー、ライトグリーン、ブラウンの4色展開です。
ロビーチェア 3人掛
柔らかなカラーとファブリック素材が、優しい雰囲気の3人掛けベンチ。脚は軽やかなホワイトと、落ち着いたブラックの2色から選べます。
流行継続中のオフィスのトレンドカラー
2024年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」を参考にすることで、オフィスに新しい時代の空気感を取り入れることができるでしょう。
一方、オフィスデザインにおいては、ここ何年か人気が継続しているカラーがいくつかあります。
以下で紹介する4つの色は、2024年以降も流行が予測されます。
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①ウッドカラー
ストレス緩和や創造性向上効果を期待して、観葉植物やフェイクグリーンなど自然の要素を取り入れるオフィスが増えています。
同様の効果を期待できるのが、ウッドカラーのオフィス家具です。温かみがあり、カフェのようなリラックス感やおしゃれさが出せるウッドカラーは、トレンドを越えた定番カラーとなりつつあります。
スチールラック 4段 基本セット 木棚
「ウッドカラー×ブラック」もトレンドが続いている色使い。ナチュラル感とともにモダンさもプラスできます。
こちらは、収納や商品の陳列に使えるフリーラック。増連セットをプラスすることで、連結しての使用も可能です。
②ブラック
モダンなムードや落ち着きを感じさせるブラック。ウッドカラーとともに人気が長く続いているトレンドカラーです。
アメリカの塗料メーカー「BEHR Paint」は、2024年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」に、茶色やベージュを帯びた黒「クラックド・ペッパー」を選定。黒のトレンドはまだまだ続くことが予想されます。
EGG B CHIR 樹脂タイプ 座クッション
卵型が可愛らしい、ミーティングチェア。重くなりがちなブラックでも軽やかな印象です。座面はクッション付きで、長時間のミーティングでも疲れにくくなっています。
③くすみカラー
原色にグレーが混ざったような色合いの「くすみカラー」。2023年もトレンドカラーとして多くの製品に使用されました。
時代が求める優しい空気感を持つ「くすみカラー」は、2024年も流行が予測されます。
くすみカラーは主張の強い原色には無い、エレガントさや落ち着きを感じられます。またポイントカラーの役割も果せるので、程よいアクセントして空間をおしゃれに彩ることも可能です。
アスプルンド LAPULE 1P OTTOMAN
- アスプルンド LAPULE 1P OTTOMAN
- 価格:18,700円(税込)
グレイッシュなふんわりした色合いが、優しい印象を与えるスツール。ロビーやリフレッシュスペース、ミーティングスペースにおすすめです。単色で使うのも良いですが、色のトーンが似ているので、3色揃えて使うのもおしゃれです。
④グレー
落ち着いた無難な色合いのグレーは、オフィスらしさを印象付けるために長年用いられてきたカラーです。
しかし、最近はくすみカラーの一つとして脚光を集め、使い方によってはアクセントカラーの役割も果せる色となっています。
特にファブリック(布)素材の製品は、落ち着きと温かみを出せるため、居心地のよい空間作りに活躍します。
ソファ モダン シック ソファー 1人
スタイリッシュなデザインが存在感のある一人掛けソファ。ゆったりとした座り心地で、ちょっとした仮眠にもぴったり。
グレーとチャコールグレーの2色展開です。
2024年のトレンドカラーを取り入れてオフィスをおしゃれに彩ろう
今回は、2024年にオフィスに取り入れたいトレンドカラーについて紹介しました。
オフィスデザインにおける色の選択は、おしゃれさとともに快適さや企業イメージも左右する大事な要素です。
最新のトレンドカラーや、定番となりつつあるカラーを上手に使い、おしゃれで働きやすい魅力的なオフィス空間を作り上げてください。