【厳選】おすすめの高級オフィスチェア10選|疲労を軽減!集中力もアップ!

投稿日: カテゴリー オフィスチェア

オフィスチェアが自分の身体にピッタリと合っていると、肩こりや腰痛を感じにくくなります。快適な状態で仕事を進められるので集中力が高まり、結果として仕事の効率が上がることに。

コロナ禍もあり、テレワークの普及が進む昨今。オフィスチェアについて関心を持つ人が増えています。とくに長時間座りっぱなしで仕事をする人は、少しでも快適に作業したいもの。そうした人が高級オフィスチェアを選択肢の一つとして考えるのは当然といえるでしょう。

高級オフィスチェアとは、通常のオフィスチェアに比べて魅力的な機能をたくさん備えた高機能オフィスチェア。もちろん金額は高くなりますが長期的に考えれば、けして贅沢すぎるものではありません。

そこで今回は高級オフィスチェアを選ぶ時に取り入れたい機能とおすすめの高級オフィスチェア10選を紹介していきます。

1.高級オフィスチェアを選ぶ時に取り入れたい機能とは?

1-1.背骨のS字カーブをキープする機能

座った姿勢で腰痛が起きやすいのは、背骨のS字カーブが崩れてしまうためです。

人間の背骨は横から見ると本来は真っすぐではなく、S字カーブを描いています。これは10㎏近い頭部の重さを分散させて支えるためです。

ですから、背もたれがS字カーブのキープを助けてくれるデザインがおすすめ。ただ真っすぐな背もたれよりも、曲線的なデザインが腰痛予防になります。

また背もたれが低いローバックよりもハイバックタイプは、背中が包まれる感覚で姿勢が安定します。よりS字カーブをキープしやすくなるので、腰痛が心配な人にはハイバックのオフィスチェアがおすすめです。

ランバーサポート

ランバーサポートとは、背もたれに付いている腰をサポートするパーツのことです。このパーツはクッションタイプや固い素材など、商品によって形状は違います。

ランバーサポートが付いていると、より背骨のS字カーブを保ちやすくなり、腰痛予防に効果的です。とくに腰痛が心配な人はランバーサポートのついたオフィスチェアをぜひ選んください。

ただしすでに腰痛が悪化している人は、ランバーサポートを使うと、かえって腰が痛くなる場合もあります。まずは実際に座ってみて試してみるのがおすすめです。

1-2.ロッキング機能

ロッキング機能やリクライニング機能と言われても、それぞれどう違うのかが分からない人もいるのではないでしょうか?

リクライニングは例えば車のシートに付いている機能です。好みの角度まで倒したら、その角度に固定されます。

対してロッキングとは一定の角度に固定されず、人間の動きに合わせて動く機能です。人間は長時間座っていると、どうしても体が動いてしまいます。そうした動きに合わせて背もたれが少し倒れたり、座面がスライドしたりするのがロッキング機能です。

座り作業中に疲れを感じたら、後ろに体を反らして伸びをすることがありませんか?そうした動きに合わせて背もたれが動くのがロッキング機能です。

おすすめはシンクロロッキングとグラインド機能

ロッキング機能はいくつかのタイプがあります。背もたれのみ動くタイプ、背もたれと座面が同じ角度で倒れるタイプ、さらにシンクロロッキング機能の3つです。

一番おすすめするのはシンクロロッキング。これは人間の動きに一番近い動きで背もたれと座面が動きます。他のタイプよりも高額になりますが、よりリラックスしたい人はこちらを選ぶとよいでしょう。

また高額なオフィスチェアにはグラインドと呼ばれる機能がついたものがあります。グラインド機能は座面が前後だけでなく、体の動きに合わせて左右にも動く機能です。

「人間が椅子に合わせる」というより、「椅子が人間の動きに合わせる」といった感じでしょうか。体の動きに制約が無いので、よりリラックスした状態で作業ができます。

1-3.リクライニング機能

リクライニングは背もたれを倒して固定する機能です。

座って作業する時、上半身は座面に垂直な姿勢が正しいと思っている方は多いのではないでしょうか?ですが実は垂直よりも背もたれ側にやや倒れた姿勢、後傾が一番腰に負担がかからない座り方と言われています。

ですから、より細かい角度で調節できるリクライニング機能が付いていると、最適な角度で座れるので腰痛予防ができるのです。

また「オフィスチェアで仮眠をとりたい」という人は、フラットに近い角度までリクライニングできるものを選ぶとよいでしょう。

1-4.各レスト機能

オフィスチェアを選ぶ時にはレスト機能が充実しているものを選ぶと、よりリラックスして座ることができます。

ヘッドレスト

ヘッドレストとは、背もたれの上に付いている頭を載せる部分。

人間の頭部は10㎏近くあります。ですから頭部を支えるパーツがあると肩や腰への負担はぐっと減り、疲れにくくなります。

アームレスト(ひじ掛け)

アームレストをパソコンや机と同じ高さにして作業すると、腕の重さが肩にかかりません。よって肩こり予防になります。

アームレストは高さが固定されたものと調節できるものがあります。できれば高さを調節できるものを選ぶと、より自分に合った姿勢で作業できるでしょう。

フッドレスト

置いた足を高く上げられるのがフッドレスト機能。

この機能はオフィスチェアで仮眠をとりたい人におすすめです。背もたれを倒し、フットレストを座面近くまで上げることで、より寝る時の姿勢に近づけます。

また脚がむくみやすく、高い位置に脚を上げたくなる人にもおすすめです。

1-5.細かいサイズ調整ができるか

オフィスチェアを選ぶ時には、自分の身体に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。

疲れにくい座り方は座面の奥までお尻を入れて、上半身と太ももの角度が90度よりやや広い角度で、足の裏全体が床に付いている状態。

さらにひじ掛けをデスクの高さにすると肩こりが軽減します。

また頭を載せるヘッドレストがある場合、きちんと頭を預けられる高さに調整が必要です。

このようにそれぞれのパーツを細かくサイズ調整することで、最も疲れない姿勢が作れます。ですからサイズ調整が細かくできることも重要なポイントです。

2.高級オフィスチェアを選ぶ時のその他のポイントは?

2-1.張地の素材

背もたれや座面の張地は使う人の好みのタイプを選ぶとよいでしょう。それぞれ以下のようなメリットやデメリットがあります。

ファブリック

布の張地が使われているファブリックタイプ。オフィスの椅子によく使われている素材です。

触り心地がよく温かみがあるのがメリット。デメリットとしては体からの湿気を通しにくい、コーヒーなどをこぼした時に汚れが取れにくいことがあげられます。

メッシュ素材

メッシュ素材は見た目でも分かるように、通気性のよさが最大のメリットです。体から出る湿気や熱を放出してくれるので、暑い時期でも快適に作業できます。

また布地よりもホールド感があるので、より包み込まれるような感覚になれるのも魅力です。

レザー

高級感で選ぶなら断然レザー素材です。

合成皮革は耐久性の面でおすすめできません。ですが高級オフィスチェアは本革を使用していることがほとんどなので、耐久性は優秀と言えます。

ただ通気性という点は優れているとは言えません。汗かきの人は避けた方が良い素材です。

2-2.背もたれの高さ

背もたれの高さもオフィスチェアを選ぶ時のポイントです。背もたれの低いローバックはスペースが狭い場合でも圧迫感なく使えます。

ですが、おすすめは背もたれの高いハイバックです。こちらのタイプは肩から腰までを包み込むので疲れない姿勢をキープしやすくなります。

さらにハイバックにヘッドレストが付いているタイプは頭の重さの負担が減るので、より快適に座ることができるでしょう。

3.憧れの海外ブランド高機能オフィスチェア5選

①アーロンチェアリマスタード ハーマンミラー 

憧れの高級オフィスチェアとして一番最初に名前が挙がるのが、アメリカのブランド、ハーマンミラーの「アーロンチェア」シリーズ。

アーロンチェアは世界で一番最初にメッシュ素材を採用したことでも知られています。新しいモデルリマスタードはメッシュ部分にさらに改良を加え、さらに安定した座り心地を実現しました。

高級オフィスチェアといえば、ハイバックタイプが主流ですが、アーロンチェアリマスタードはミドルバックと呼ばれるタイプのみの展開。これは「オフィスチェアとは仕事をするためのもので、リラックスのためにあるのではない」という考え方から来ています。

裏を返せば、それだけ仕事をする時の快適さに自信があるということ。まさに働く大人のためのオフィスチェアといえるのです。

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②オン ウィルクハーン

「オン」はドイツの家具ブランド「ウィルクハーン」のオフィスチェア。シャープなデザインが近未来を感じさせるオンは、機能も近未来級に進んだものに。

三次元シンクロメカニズム トリメンション」という機能により、人間の動きに合わせて座面や背もたれが前後左右にバランスよく動きます。滑らかな動きはまるで椅子が体の一部になったかのよう。

人間の無意識の動きを妨げないので、座ることによる圧迫感から解放されます。

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③リープ スチールケース

「リーブ」はアメリカのオフィス家具ブランド、スチールケースのオフィスチェア。

ナチュラルグラインドシステムにより、背もたれを倒すと同時に座面がスライド。やや後ろにのけぞっても姿勢が安定するので、後傾気味の姿勢が好みの人におすすめです。

また背もたれが背骨のS字カーブを支えるように形状変化フィット感が抜群なのでだんだん前かがみになってしまうことを防ぎます。

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④DR7501SP    デュオレスト  

ドイツの大学教授が自らの腰痛緩和のために開発したデュオレストのオフィスチェア。背もたれが左右2つに分かれたデザインが特徴です。

背もたれを2つに分けることで、身体にかかる体圧を左右に分散し、腰1点に体圧がかかるのを防ぎます。

背もたれはフレキシブルに動くので、その人の身体に左右から包み込むように密着。姿勢が安定し疲労を感じにくくなります。

⑤ボディフレックス コプラス

2008年に創業したオランダの新しいオフィス家具メーカー、コプラスの「ボディフレックス」。ボディフレックスは2010年に国際的な製品デザインコンテスト「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した洗練されたデザインが魅力です。

革新的な機能を持つ座面は、重心移動する人間の体重を感知して自動的にサポートします。浮かぶような感覚の座り心地は一度味わう価値があります。

4.日本人の体形に合う国産高級オフィスチェア5選

高級オフィスチェアを選ぶ時は、日本人の体形に合った国産オフィスチェアは外せません。日本人の働き方に合う高級オフィスチェア5選を紹介します。

①コンテッサ  オカムラ 

オフィス家具の大手ブランド、オカムラの「コンテッサ」シリーズ。ブランドの最上級モデルです。

デザインを担当したのは、イタリアの高級車アルファロメオなどを手がけたイタリアの天才工業デザイナー、ジウジアーロ。コンテッサの滑らかな曲線は色気のあるイタリアのムードを漂わせます。

背もたれと座面はシンクロリクライニング機能により、自然な角度に同時にリクライニング。体圧を分散させることにより、快適な座り心地を実現しました。

座面の高さやリクライニングの角度調整はスマートオペレーションというシステムを採用。アームレストに付いたレバーで座ったままでかんたんに調節可能です。

②バロン オカムラ 

同じくオカムラの「バロン」もイタリアの天才工業デザイナー、ジウジアーロによるデザイン。こちらはシンプル&シャープなデザインで、どんなオフィスでもその美しさが際立ちます。

最大の特徴である、包まれるような快適な座り心地を生み出しているのは、シートに使われているこだわりのメッシュ素材。適度な弾力によって長時間座っていても疲れにくいスタンダードメッシュ、サポート力が必要な腰の部分を細かな目でしっかりと編み上げたグラデーションメッシュ。2種のメッシュ素材を使い分けて快適な座り心地を実現しています。

③エルゴヒューマンプロ エルゴヒューマン

福岡の家具会社、関家具のブランド「エルゴヒューマン」。エルゴノミクス(人間工学)、ヒューマンファクター(人間工学)を合わせた名前の通り、人間の身体への適応性を追求しているブランドです。

人間の身体は千差万別で、全く同じ体形の人はいません。さらに体形だけでなく姿勢や動きも違います。こうした違う体形の人間が同じ椅子で快適性を獲得するためには、各パーツで細かな調整が必要です。エルゴヒューマンは各パーツの高さや位置、角度などの調節機能を数多く装備。誰もが自分に一番合った状態にカスタマイズ可能です。

最上級モデル「プロ オットマン」はフットレスト(オットマン)を装備しました。ソファを置けない限られた空間でも、リクライニングとフットレストを使うことで極上のリラックス空間が作れます。

④スピーナ イトーキ

日本の大手オフィス家具ブランド、イトーキの「スピーナ」。シンプルながらもスタイリッシュなデザインが魅力です。

快適な座り心地を実現する機能も充実。「パッシブ・スライド・シート(PSS)」機能は座っただけで理想的な姿勢、後傾深掛けに導いてくれます。

さらに「アクティブ・ランバー・サポート(ALS)」機能は、座るとランバー部分がせり出し、背骨のS字カーブをキープした姿勢を作ります。スピーナは自動的に快適な姿勢を作り出す椅子といえるでしょう。

背もたれの素材はレザー、ファブリック、エラストマー樹脂が選べます。おすすめはエラストマー樹脂素材。縦にリブ状の切り込みが入っており、背中と背もたれの間に空気の通り道ができるので、べたつきを抑える効果が。さらにデザインのアクセントとしてもいい味を出しています。

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⑤イング コクヨ

女性が夢中になりそうなポップなデザインがキュートな「イング」。文房具やオフィス家具の大手ブランド、コクヨの製品です。

イングの機能はかわいい見た目からの想像を越えるもの。コンセプトは「正しい姿勢をキープする」というオフィスチェアが多い中、イングは「座り続けると血行も悪くなり体によくない。座っている時も動ける椅子を」という違った方向のコンセプトで開発されました。

360°グライディングをテーマに、体の前後左右、さらにはひねった動きにまで対応。座った姿勢での自然な動きを妨げません。揺り戻し機能もついており、バランスを保てるので、転倒の心配もなく揺れに体を任せられます。

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5.まとめ

今回は高機能な高級オフィスチェアについて紹介しました。

快適な働き方が問われる昨今。オフィスチェアにとことんこだわってみるのもよいのではないでしょうか?

快適な座り心地の高級オフィスチェアは疲労を軽減し、仕事の効率を上げてくれます。

いろいろなオフィスチェアを試して、ぜひお気に入りの一脚を見つけてくださいね。

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