【最新のオフィスレイアウト】トレンドを押さえて自由度が高く働きやすいオフィスを!

投稿日: カテゴリー オフィス関連

オフィスレイアウトは社員のモチベーション向上や顧客の抱く企業イメージ、さらにはイノベーションの創出にも影響する大きな要素です。

オフィスをデザインをする時には、ただオシャレさだけを追求すればよいわけではありません。
キーワードとなる要素を押さえることで、社員が働きやすく、かつ社員間のコミュニケーションが活発なオフィスを作ることができます。

そこで今回は2021年の最新オフィスレイアウトのキーワードを紹介。
オフィスの新設移転を考えている方、また今のオフィスにどこか閉塞感を感じている方はぜひ読んでみてください。

1.最新のオフィスレイアウトの3つのキーワードとは?

まずは最新のオフィスレイアウトで重要となる3つのキーワード、「働きやすさ」「コミュニケーションを活性化」「ABW」について解説していきます。

①働きやすさ

これまで企業は利益を上げることが第一優先と考えてきました。
ですが働き方改革の考え方が浸透しつつある昨今、社員が働きやすい環境や制度を整える企業が大幅に増えています。

社員が気持ちよく働けるオフィスは、劣悪な環境のオフィスよりも業務の効率化イノベーションの創出が実現可能です。
これは結果的に会社の利益につながるといえます。

こうした考えから、社員が働きやすいオフィスレイアウトを作り上げようとする企業が増えているのです。

②コミュニケーションを活性化

近頃、企業では社員間のコミュニケーションが重視されるようになりました。

もちろん同じ部署の人とのコミュニケーションは業務を遂行する上で重要です。
ですが同じ部署同士のコミュニケーションと同等に、違う部署の人間同士のコミュニケーションも重視されるようになりました。

同じ部署で仕事をしていると、どうしても同じ視点から物事を見がちです。
ですが違う部署の人は違った角度から物事を見ています。
ですから互いの考えに触れることで、互いの気づきになり新しい考えが生まれるのです。
これがイノベーションの種なとなり、企業の業績につながると考えられています。

ですからオフィスレイアウトにも、違う部署の人同士もコミュニケーションが活性化する仕掛けが取り入れられるようになりました。

③ABW(働く場所と時間を選択できる働き方)

ABW(Activity Based Working)とは、働く人が働く場所や時間を自由に選べる働き方です。
ABWでいう働く場所とはオフィスに限りません。
テレワークを行う自宅やサテライトオフィス、コワーキングスペース、カフェなども含まれてきます。
またオフィス内で働く場合もフリーアドレスを導入するなどして、働く場所を自由に選択できるのがABWの考え方です。

それでは、これらの3つのキーワード「働きやすさ」「コミュニケーションを活性化」「ABW」をオフィスレイアウトにどのように取り入れていけばよいのでしょうか。
次の章から、3つの要素を取り入れたオフィスレイアウトについて詳しく解説します。

2.「働きやすさ」を実現するオフィスレイアウト

社員が働きやすいオフィスにするためには、居心地のよい空間作りが重要です。
居心地の良い空間は社員のメンタルによい影響を与え、モチベーションを上げてくれます。

また、さらに働きやすさを実現するには、その時の業務の種類によって適したスペースが用意することも必要になります。

①開放感のある空間

居心地のよいスペースにするためには、開放感のある空間作りが有効です。

従来のオフィスのように部署ごとや部屋の用途ごとにでスペースを仕切るとと、空間に閉塞感が生まれてしまいます。
壁で仕切るのではなく、ローパーテーションオフィス家具のレイアウトで緩くスペースを仕切れば、空間の開放感を維持できます。

スケルトンタイプの天井

開放感がある空間を実現するには、スケルトンタイプの天井もおすすめです。

スケルトンタイプの天井は内装の天井板を貼らない仕様で、配管や配線がむき出しの状態になります。
通常よりも50~100cmほど天井が高くなり、開放感がより感じられるでしょう。

またカフェのようなオシャレな雰囲気もかもし出せます。

ガラス製のハイパーテーション

その他に開放感を感じさせるためには、ガラス製のハイパーテーションを使う方法も有効です。
役員室やセキュリティ対策で部屋を仕切る場合には、壁ではなくガラス製のハイパーテーションを使えば視界が遮られずに開放感が失われません。

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②自然を感じられる空間

木材植物などの自然素材にはリラックスさせたり、人を癒したりする効果があります。

オフィスレイアウトに自然の要素をふんだんに取り入れると、社員にとって居心地のよい空間が実現可能です。

③さまざまなタイプの業務スペース

社員の業務にはさまざまなタイプがあります。
それぞれの業務を行うには適した場所があるといえるでしょう。

大人数で資料を広げてミーティングする場合は大きなミーティングテーブル
少人数のかんたんなミーティングならば、ちょっとしたカフェスペースで充分です。
また集中が必要な業務は、集中ブースがあると効率がよくなります。

ですからオフィス内にさまざまなタイプの業務スペースが準備されていると、それぞれの業務の効率がよくなり、仕事がしやすい環境といえるでしょう。

3.「コミュニケーションを活性化」するオフィスレイアウト

オフィスレイアウト次第で社員間のコミュニケーションを活性化することは可能です。
コミュニケーションを活性化するためには、以下の方法を取り入れてみてください。

①フリーアドレスオフィス

最近多くの企業で導入が進んでいるフリーアドレスオフィス。
フリーアドレスと呼ばれることも多いようです。
フリーアドレスオフィスとは、自分の決まった席がなく、図書館のように毎日好きな席で仕事をするスタイルのことをいいます。

フリーアドレスは部署内で固まりやすい人間関係を他部署まで広げることが一番の目的です。
日によって違う人と席が近くなるので、普段は離す機会が無い人とのコミュニケーションが増えます。

その他のメリットとしては、テレワークなどで出社していない人の席が必要なくなり、人数分の席が必要なくなります。
よってスペースが可能になり、空いたスペースはミーティングスペースなどに活用可能です。

フリーアドレスに関しては、下記の記事も参考にしてください。
フリーアドレス完全ガイド|オフィスのコミュニケーションを活性化!

②ハドルスペース

ハドルミーティングを行う場所がハドルスペースです。

まずはハドルミーティングを解説します。
ハドルミーティングは、アメリカンフットボールの試合中に行われる作戦会議「ハドル」が由来の言葉です。
業務中の必要になった時に少人数でサッと集まり、すぐに解散するミーティングを指します。

ハドルスペースは、ハドルミーティングを行うスペースのことをいいます。
ハドルスペースは複数設置されることが多いので、思い立った時にすぐにミーティングを開くことが可能です。
「話す場所がないから」とミーティングが先送りになることを防げます。

ハドルスペースでWEB会議がさらに手軽に!今さら聞けないWEB会議の環境整備も紹介

③リフレッシュスペースを有効活用

リフレッシュスペース、休憩室の有効活用もコミュニケーションの活性化につながります。

みんなが集まるような仕掛けを作ることで、コミュニケーションの増加が期待できるでしょう。
例えば、ちょっとした食事会や飲み会が開けるようにキッチンカウンターを設置したり、卓球台パターゴルフダーツなどを置き、社員がいっしょに楽しめる場所にしたり…。
またグリーンをたくさん置き、家具にもこだわり、究極のリラックス空間を目指すという方法もあります。

こういったアイデアを取り入れれば、人が集まるリフレッシュスペースが実現できるでしょう。

4.「自由度の高い働き方」を実現するオフィスレイアウト

働く人が自由に場所や時間を選べる働き方、ABWの実現にはオフィスレイアウトに次のような要素を取りれるとよいでしょう。

①フリーアドレスオフィス

コミュニケーションを活性化するフリーアドレスは、働く場所を選べるという意味でも有効です。
フリーアドレスオフィスは短期的なプロジェクトチームが結成されれば、その期間だけ近くに座るなど、フレキシブルに活用できます。

また人間関係につまづいた場合などは、席を縛られないことでメンタル的な安定につながる場合もあるでしょう。

フリーアドレスに関しては、下記の記事も参考にしてください。
フリーアドレス完全ガイド|オフィスのコミュニケーションを活性化!

②集中ブース

フリーアドレスはコミュニケーションが活性化する反面、集中して業務に取り組みにくい側面もあります。

そうした時に個室の集中ブースがあれば、1人で集中して作業することが可能です。

③ハドルスペースでオンラインミーティングを気軽に

ハドルスペースは気軽にミーティングを行えるのがメリット。

そのハドルスペースにオンラインミーティングをすぐに行える機器を設置する企業が増えています。
ハドルスペースでオンラインミーティングができれば、テレワーク中の社員とも思い立った時に気軽にミーティングが可能です。

テレワークの課題である、コミュニケーションの減少に歯止めをかけられます。

5.最新オフィスレイアウトに使えるオフィス家具5選

①W1200×D1200×H720 フリーアドレス 会議用テーブル ミーティングテーブル

落ちついたトーンの木目とブラックのスチールが、ブルックリンスタイルのオフィスにも馴染むミーティングテーブルです。

フリーアドレス用にコードホール付き。
同シリーズで連結可能で、社員が増えても対応できます。

②ソファ レザークロス張り ブルックリンスタイル

シンプルながらおしゃれなムード漂うソファです。
リフレッシュスペースにあれば、みんなが集まって話に花が咲くこと間違いなし。
休憩時間が伸びてしまいそう。

③木製プランターシェルフ ダーク SHPLS-DW アールエフヤマカワ

上部は植物プランター置き、下部の表面本棚、裏面はディスプレイラックとして使える便利なシェルフです。

壁につけずに使用できるので、パーテーション代わりに間仕切りとしても便利。
高さは約1mで空間の開放感を損ないません。

④フロア トネリコ1.8 光触媒 オフィスグリーン W750×D750×H1800 人工植物 

管理がしやすい人工の観葉植物トネリコです。

光触媒によって、抗菌、消臭、ホルムアルデヒドの分解、防汚効果があります。
軽やかな枝ぶりが爽やかな印象です。

⑤ハイテーブル W600×D600×H900

ハドルスペースに使えるハイテーブルです。
ハドルミーティングを手早く終わらせるためには、スタンディン方式も有効。

幅を取らないこちらのタイプは、省スペースでミーティングが可能です。

6.まとめ:最新のトレンドを取り入れてオフィスを魅力的に

今回は最新のオフィスレイアウトのトレンドについて紹介しました。
最新のオフィスレイアウトのキーワードになる要素を取り入れれば、社員にとって働きやすく魅力的なオフィスが実現できます。

会社からテレワークが推奨されても、つい出勤したくなる魅力的なオフィス作りを目指してくださいね。

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