【2ステップ】文字が消えにくくなったホワイトボードを復活させる方法!|予防策も併せてご紹介!

投稿日: カテゴリー ホワイトボード

何度も消して書くことができ、とても便利なホワイトボード。

オフィスや学校だけでなく、小さいサイズのホワイトボードを自宅での買い物メモなどに使っている方もいるでしょう。

しかし使っていくうちにボードの表面が黒ずみ、汚れが取れなくなってしまったという経験はありませんか?

そこで今回は、文字が消えにくくなったホワイトボードを、再び白く、消しやすく復活させる方法をご紹介します!

1.ステップ1:消えにくくなったホワイトボードの汚れを取ろう!

消えにくくなったホワイトボードを復活させるための準備段階として、まずは、今ホワイトボードについてしまっている黒ずみ、消し残こり、汚れを綺麗にしましょう!

汚れなどを取り除ききれいな状態に復活させる方法はいくつかあるため、手軽にできる順に試してみましょう。

■「水拭き→空拭き」で板面をキレイにする

道具を使わずすぐに試せるのが水拭きです。

準備するものは綺麗な雑巾だけ!

ホワイトボードの汚れは、マーカーのインクと空気中のほこりが混ざってボード表面に付着しているものが多く、それらが汚れの原因であれば水溶性の汚れのため水で簡単に落とすことができます。

タオルや雑巾などで水拭きした後、きれいな乾いた布でしっかり水分を拭き取ってください。

■市販の「ホワイトボードクリーナー」を使う

水拭きでも美しさを復活させることができなかった場合、次に試してみたいのが市販の「ホワイトボードクリーナー」です。

文具店や雑貨店で購入することができます。

①コクヨ ホワイトボード用クリーナー 180ml スプレータイプ

中にアルコールが含まれており、ホワイトボード表面に直接スプレーし乾いた布などで拭くだけと使い方はとても簡単。

安価な上に180mlと大容量なので、ホワイトボードを頻繁に使用する方におすすめです。

 

②マグエックス ホワイトボード用クリーナー 60ml

こちらのホワイトボードクリーナーは電解水を使って汚れを落とすタイプのため、アルコール特有のツンとした臭いがありません

シュッとひとかけして乾いた布などで拭くだけなので、汚れが目立ってきたときだけでなく日常的に使って美しさを保つために使うのもよいでしょう。

※ホワイトボード用のクリーナーに関しては、「ホワイトボード用のクリーナーおすすめ10選|日々のケアで長持ちに!」でより詳細に説明をしていますので、是非参考にしてみてください。

ホワイトボード用のクリーナーおすすめ10選|日々のケアで長持ちに!

 

■「無水エタノール」を染み込ませた布で拭き取る

専用のクリーナーを使わず、薬局などで購入できる「無水エタノール」を使うのも手段の一つ。

無水エタノールは油を溶かす性質があるアルコールの一種で、アルコール類の中でもアルコール濃度が非常に高いため、油分を溶かす力が強力です。

乾いた布に無水エタノールを含ませてホワイトボード表面に付着している汚れを拭いてみましょう。

汚れに含まれる油分が溶け、拭いた瞬間からきれいになります。揮発する性質を持っているため二度拭きが不要なのもメリットです。

アルコールなので火の元には気をつけ、ゴム手袋を着用し換気しながら作業を行うようにしましょう。

しかしながら、ホワイトボード本来のコーディングまではがしてしまう可能性があるため、普段からこの方法で掃除をすると言うのはやめておきましょう。

あくまでも、こびりついてしまった汚れを取るための最終手段として検討をして

①健栄製薬 無水エタノール 500ml

サトウキビやトウモロコシを原料とした無水エタノールは、ホワイトボードを拭くだけでなくパソコンなどの水に弱いOA機器やキッチンの清掃にも使えます。

他にもアロマオイルを作ったり、赤ちゃんのおもちゃの除菌に使ったりと、とても用途が広いため、一本持っておくと何かと使えるアイテムです。

 

この3つのやり方で、ホワイトボードはピカピカの綺麗な状態に復活できましたよね。

ただ、ここまでだと一時しのぎにしかなりません!

汚れが消えにくく残るようになってしまった一番の原因は、ホワイトボードの表面に施されているコーティングが劣化し、はがれてしまったからです。

ですので、いくら見た目上綺麗になったとしても、今のままでは、また使うたびに汚れが残ってしまうなんてことも・・・

そこで、次のステップ2にすすみましょう!

2.ステップ2:コーティングの復活!

劣化し、はがれてしまったホワイトボードのコーティング。

市販の商品を使うことで、実は、結構簡単に自分自身でコーティングを復活させることができます。

では、早速復活のためのアイテムを見ていきましょう!

2-1.液体タイプのコーティング剤

①ホワイトボード再生コート

こちらの液体タイプのコーティング剤は一度塗れば数年間効果が持続するとされている上、効果が落ちてきたら再度塗ればOK!

とても簡単にコーティングを復活させられるだけでなく、これ1本で約6回使えるため、非常に経済的です。作業に必要な道具もすべて付属しています。

使い方

ステップ1でやったようにホワイトボードの表面の汚れを取り除き綺麗な状態にします。

その後、再生コートを付属のウエスに含ませ、ムラのできないようにホワイトボードに薄くのばします。

塗り終わったら付属のクロスで拭き上げ、8時間以上自然乾燥させたらコーティングの完成です。

たったこれだけです!

※ホワイトボード再生コートに関しては、「ホワイトボード再生コートを徹底解説|消えなくなったホワイトボードが綺麗に消せる!」でより詳細に説明をしていますので、是非参考にしてみてください。

ホワイトボード再生コートを徹底解説|消えなくなったホワイトボードが綺麗に消せる!

 

2-2.シートタイプのコーティング

①ホワイトボード復活君

液体タイプのコーティング剤を塗るのが苦手、という方にはシートタイプのコーティングもあります。

透明シートを上に貼り付けるだけ!

高品質なシートを使用しているので、元のホワイトボードより書き心地がよくなったという声も。こちらも必要な道具は一式セットになっています。

使い方

こちらもステップ1でやったようにホワイトボードの表面の汚れを取り除き綺麗な状態にします。

その後、台所用洗剤を薄めた水をホワイトボードとシート裏面に霧吹きします。

そしてホワイトボードとシート裏面を張り合わせ、ホワイトボードからはみ出したシートをカッターなどで切り取って完成です。

こちらも作業としては実に簡単な方法ですね。

 

たった2ステップで、消えにくくなっていたホワイトボードは、また綺麗に消せるように復活させることができます。

ただ、せっかく復活させたホワイトボードも、使い方などによっては、またすぐに消えにくい状態になってしまいます。

そこで、次からは、消えにくくなる原因とそれに対する対処法をお伝えします。

この対処法を行うだけでも、ホワイトボードを綺麗な状態で長持ちさせることができますので、是非参考にしてくださいね!

3.ホワイトボードが消えにくくなる原因

ホワイトボードが消えにくくなる原因は環境や使い方によって様々ですが、大きく分けて下記の2つが考えられます。

3-1.原因1:文字を消すタイミング

ホワイトボードマーカーは、

・文字を書いた直後
・文字を書いてから数時間後

この二つのタイミングでは消えにくくなってしまう性質を持っています。

【文字を書いた直後】
インクがホワイトボードに定着する前に拭いてしまうから

【文字を書いてから数時間後】
インクがホワイトボードに定着しすぎてしまうから

上記のタイミングを外して文字を消すようにするだけで、消し味やホワイトボードの寿命が違ってきます。

3-2.原因2:マーカーやイレーザーの劣化・汚れ

マーカーのインクも長期間使い続けると成分が劣化して落ちにくくなってしまいます。

またイレーザーも汚れが溜まってくると消しにくくなるだけでなく、汚れを広げる元になってしまうのです。

 

4.ホワイトボードの消えにくくなる原因別の対処法

それでは、ホワイトボードの文字が消えにくくならないようにするためには、どのように対処すればよいでしょうか?

今回は「スチール製」「ホーロー製」のホワイトボードの消し方をご紹介します。
※ 百円ショップなどで売っている紙製のホワイトボードでは使えない方法もあるので、ご注意ください)

4-1.対処法1:文字を消すタイミング

普段から文字を消すタイミングに気を付けておくと、そもそもホワイトボードを汚さずに使い続けることができます。

先ほどご紹介したように、文字を書いた直後と文字を書いてから数時間後は文字を消すタイミングに適していないのです。

4-1-1.「書いてすぐ」消してはダメな理由

ホワイトボード用のマーカーには

「アルコール」
「顔料」
「樹脂」
「剥離剤」

の4つの成分が含まれています。

これらの成分が文字を書いた瞬間から順に作用していき、書いた文字が完全に乾くまでに10~20秒かかります

しかしその間に文字を消そうとすると、インクが乾ききっていないため、汚れがホワイトボード表面に広がってしまうのです。

文字を書いた後は必ず10~20秒待ち、マーカーのインクが完全に乾いてから消すようにしましょう。

4-1-2.長時間放置した場合

ホワイトボードに文字を書いた後、長時間放置にしてしまうのも消えにくくなる原因の一つ。

原因は、マーカーのインクに含まれる「剥離剤」が長時間放置することで揮発してしまい、同じくインク内に含まれている顔料がボード表面にくっついてしまうためです。

極力、ホワイトボードに書いた文字は、1,2時間以内に消すようにしましょう。

4-2.対処法2:マーカーやイレーザーの新調

そもそもマーカーやイレーザーに原因がある場合、いくらホワイトボードをきれいにしても繰り返し汚れてしまいます。

長期間使っているようであれば、合わせてマーカーやイレーザーも新調しておきましょう。

ちなみに、イレーザーの中には洗うことができる製品もあります。

イレーザーを洗う場合、ホワイトボードのコーティングに影響を与えにくい台所用洗剤などの中性洗剤を使ってイレーザーの生地を傷めないようにやさしく洗いましょう

濡れたまま使用するとホワイトボードの汚れの原因となるため、すすぎをした後は中までしっかりと乾燥させるようにしてくださいね。

イレイザーの汚れがひどい場合は、ホワイトボードを傷つける原因にもなってしまうので、思い切って新調するのがよいでしょう。

①高品質 ホワイトボードマーカー 業務用 10本 セット

マーカーを新調する際におすすめしたいのがこちらのホワイトボードマーカー。

「文字の太さ、書きやすさがちょうどいい」「長持ちする上に安価」と、普段からホワイトボードをよく使う方にぜひ試してもらいたいマーカーです。

速乾性が高いので、書いてすぐ消すとにじんでしまうという問題も気になりません

 

②コクヨ めくれるホワイトボード用イレーザー 本体 小

ホワイトボードイレイザーを新調するなら便利なこれ!

生地が汚れてきたらめくるだけできれいな面が出てくるので、洗う手間もなく、すぐに消しやすさを復活させることができます。

※ホワイトボード用のマーカーに関しては、「ホワイトボードのペン選びの決定版!ホワイトボードマーカーの選び方」でより詳細に説明をしていますので、是非参考にしてみてください。

ホワイトボードのペン選びの決定版!ホワイトボードマーカーの選び方

※ホワイトボード用のイレーザーに関しては、「ホワイトボードのイレーザーのおすすめ10選|トレンドは繰り返し使えること」でより詳細に説明をしていますので、是非参考にしてみてください。

ホワイトボードのイレーザーのおすすめ10選|トレンドは繰り返し使えること

 

5.おわりに

いかがでしたか。

大きなホワイトボードは意外と高価な買い物。汚れてくるたびに買い換えるとはなかなかいかないですよね。

何よりエコな方法でホワイトボードの書き心地を取り戻すことができるのが一番。

お使いのホワイトボードが汚れて文字が消えにくくなってきたら、今回ご紹介した方法をぜひ一度試してみてくださいね。

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