オフィスの新設や移転、リフォームなどで新しいデスクを購入する際は、デザインや機能性もさることながら、サイズ選びも重要です。
サイズを考えずに選んでしまうと、通路が狭くなって通りにくかったり、人との距離が近すぎて圧迫感を感じたり、作業に必要なスペースが足りなかったりすることに…。
そこで今回は、デスクサイズの選び方について詳しく紹介します。「作業しやすいサイズのデスクを選んで快適なオフィス空間を作りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
デスクのサイズの選び方のポイント
オフィスデスクのサイズ選びに上手くいけば、オフィス全体が使いやすい空間となります。以下に紹介するポイントを押さえて、適切なサイズのデスクを選びましょう。
①オフィスの広さとデスク台数を考慮する
オフィスデスクのサイズは、オフィスの広さと必要なデスク台数を考慮して決める必要があります。さらに通路など必要なスペースを考慮すると、自ずとデスクサイズが決まってくるでしょう。
ただし置けるギリギリのサイズのものを選ぶと、通路や空間が狭くなり、圧迫感のあるオフィスになってしまいます。ある程度、空間に余裕を持てるサイズのデスクを選びましょう。
②今後の人数の増減の可能性
オフィス内で働く社員数は、いつも一定とは限りません。今後、社員数が増加する可能性があれば、デスク数増加を想定してデスクサイズを選ぶ必要があります。
現状にジャストのサイズではなく、小さめサイズのデスクや人数の増減に対応できるミーティングテーブルタイプを選ぶのがよいでしょう。
また人数の増減が多く、レイアウト変更が多いオフィスでは、キャスター付きで移動しやすいデスクがおすすめです。
③デスクの用途を考える
デスクで行う作業内容によっても、デスクサイズの選び方が変わってきます。
営業職など事務作業が少ない職種であれば、コンパクトなデスクでも充分な場合があります。設計図など大きな資料を使ったり、モニターを複数設置したりする場合は、大きめサイズのデスクの方が使いやすいでしょう。
また使うパソコンの種類でも、適したサイズが変わってきます。ノートパソコンかデスクトップパソコンか、または大型パソコンか小型パソコンかでも適したサイズが違うので、どんなパソコンを使う業務なのか考慮してデスクのサイズを選びましょう。
デスク幅による用途の違い
オフィスデスクの幅は、1,000m・1,200mm・1,400mm・1,500mmといった規格に分かれます。それぞれの幅に適した用途を、詳しく紹介していきます。
幅1,000mmサイズのデスクに適した用途
標準サイズよりもコンパクトな幅1,000mmのデスク。狭いオフィスでも、より多くの台数を設置可能です。1,000mm幅は、ノートパソコンを使う作業に適したサイズです。
またデスクワークの少ない営業職向けのデスクにも向いています。
幅1,200mmサイズのデスクに適した用途
標準サイズである幅1,200mmのデスク。ノートパソコンと紙資料を同時に使う作業にも適した広さです。またノートパソコンはもとより、デスクトップのパソコンでも狭さを感じずに作業可能です。
電話を設置する際は、幅1,200mm以上のデスクを選ぶと電話を邪魔に感じません。また1,200mm以上の平机であれば、デスク下にワゴンを1つ置いても余裕があります。
幅1,400mmサイズのデスクに適した用途
ゆったりサイズの幅1,400mmのデスク。設計図など大きな資料を使う作業や、デスクトップパソコンと紙資料を同時に使う作業にも充分タイプできる広さです。
足元もゆったりしているため、平机であればワゴンを2つ置くことができます。
幅1,500mmサイズのデスクに適した用途
かなりゆったりサイズの幅1,500mmのデスク。役員用デスクに採用されることが多い幅です。
デザイナーのように大型デスクトップパソコンを使う職種や、複数のモニターを使う職種にも適しています。
デスクの奥行による用途の違い
デスクは、奥行の違いによっても適した用途が違います。デスクの奥行の規格は600・650・700・750mmなど…。それぞれの用途を詳しく紹介していきます。
奥行600mmのデスクに適した用途
コンパクトサイズといえる奥行600mmのデスク。狭いスペースにも置きやすいサイズです。600mmサイズは、小型ノートパソコンでの作業に適しています。島型のレイアウトを作った際には、社員間の距離が近くコミュニケーションが取りやすいでしょう。
奥行650mmのデスクに適した用途
600mmよりはゆとりがありますが、コンパクトな部類に入る奥行650mmのデスク。小型ノートパソコンと同時に紙資料を使う余裕が生まれます。
奥行700mmのデスクに適した用途
標準サイズとされてるのが、奥行700mmサイズ。大型ノートパソコンと紙資料を同時に使う作業を余裕をもって行えます。
奥行750mmのデスクに適した用途
かなりゆとりのある奥行750mmのデスク。本棚やブックエンドを使ってデスク上にファイルなども置けるサイズです。デスクトップパソコンにも充分対応できる余裕があり、大型ディスプレーでも目の疲れない距離が取れます。
オフィスをオシャレにするおすすめ各サイズのデスク7選
ここでは1,000mm・1,200mm・1,400mmのサイズごとに、おすすめのオフィスデスクを紹介していきます。
おすすめ1,000mmサイズのデスク
①ワークデスク GD-954
- 幅:1,000mm
- 奥行:600mm
- 高さ:700mm
- 天板カラー:ブラック、フォレスト
コンパクトなデスクをお探しの方におすすめな1,000mm幅のワークデスク。奥行も600mmなので、省スペースで設置できます。ブラックのスクエア型の脚がスタイリッシュな雰囲気です。壁付けや島型レイアウトにも対応できる、コード落とし付きです。
②アスプルンド ベースドウィズ パーソナルデスク
- 幅:1,000cm
- 奥行:700cm
- デスク高さ:720cm
- 高さ:1,400mm
- カラー:アッシュ、グリーン、トフィー
集中したい作業に使える個室ブース。ナチュラルな雰囲気がおしゃれなオフィスにも馴染みます。優しい質感とカラーで、落ち着いた気分で作業に取り組めます。
おすすめ1,200mmサイズのデスク
①ワークデスク GD-515B
- 幅:1,200mm
- 奥行:700mm
- 高さ:700mm
- 天板カラー:フォレスト、ブラック
標準サイズの使いやすいデスク。リーズナブルな価格も魅力です。スクエアタイプの脚がスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。天板奥にコード落とし付きで、壁付けや島型レイアウトに対応可能です。
②ワーキングデスク 片袖 GZWC-1270DM アールエフヤマカワ
- 幅:1,200mm
- 奥行:700mm
- 高さ:700mm
レイアウト変更の少ないオフィスにおすすめな片袖机。収納力抜群の引き出し付きです。ナチュラルなデザインなので、テレワーク用デスクやお子さんの勉強机にもおすすめです。
おすすめ1,400mmサイズのデスク
①オフィスデスク 両袖デスク
- 幅:1,400mm
- 奥行:700mm
- 高さ:700mm
- 天板カラー:ホワイト、ナチュラル、ネオフォレスト
- 本体カラー:ブラック、ホワイト
ゆったりと使える1,400mmサイズ。大きな資料を広げたり、複数モニターを設置したりが余裕を持って行えます。引出しが両側に付いた両袖デスク。個人持ちの資料が多いオフィスにおすすめです。引出しはオールロック機能で、セキュリティー面も安心です。
②電動昇降デスク
- 幅:1,400mm
- 奥行:700mm
- 高さ:718~1,198mm
- 天板カラー:ブラック、フォレスト
- 脚カラー:ホワイト、ブラック
電動式の昇降デスク。スタンディングデスクとしても使え、座りっぱなしからくる腰痛予防にもなります。メモリー機能付きで、あらかじめ登録した高さにワンタッチで調整できます。進行方向に障害物を検知すると自動停止する、衝突検知機能付きです。
③片面 デスクGD-1084 平机 ワークテーブル
- 幅:1,400mm
- 奥行:600mm
- 高さ:720mm
- 天板カラー:フォレスト、ホワイト、ナチュラル、ブラック
- 脚カラー:ブラック。ホワイト
1人でゆったり、2人なら省スペースで使える1,400mm幅のデスク。増結可能なので、人数の増減に対応可能です。コードをすっきりまとめられるコードホール付きです。
使いやすいサイズのデスクを選んでオフィスをさらに快適空間に!
オフィスに新しいデスクを導入する際は、デザインや機能性はもちろん、幅や奥行などのサイズ選びも重要です。
オフィスの広さや社員数、デスクの用途を考慮しながら、それぞれのオフィスに適したサイズのデスクを選びましょう。
ぜひ皆さんのオフィスに合ったサイズのデスクを選んで、さらに使いやすい快適なオフィス空間を作り上げてくださいね。