オフィスデザインは色の効果を考えて!トレンドカラーも押さえよう!

投稿日: カテゴリー オフィス関連

新しくオフィスを開設したり移転したりする時に、頭を悩ませるのがオフィスのデザイン。

オフィスデザインは、社員の働き方や顧客に与えるイメージにも大きく関係し、会社の業績にも関わってくる大切な要素です。

デザインの中でも、とくにオフィスをどういった色を基調とするかで、関係する人に与える効果が違ってきます。ですから色の持つ、どういった効果が必要なのかをよく考えながら、カラープランを練ることが重要です。

そこで今回は、色が私たちに与える影響を考えながら、色を効果的に用いるオフィスデザインについて詳しく紹介。さらに現在のトレンドカラーやオフィスデザインにおすすめのオフィス家具10選も紹介していきます。

1.オフィスデザインにおける色の効果

1-1.オフィスで働く社員に与える効果

オフィスデザインにおける色の効果は、大きく分けて2つ。まず1つ目としてオフィスで働く社員への心理的な影響があげられます。

色には見た人を一定の心理状態にする働きがあります。赤や青、黄色…など、それぞれの色によって起きる心理状態は違うものです。

例えば青色には「気持ちを落ち着かせる」「集中力を高める」といった効果があります。神経を使う細かい作業をする時などは、青色はよい効果をもたらすでしょう。

1-2.一定のイメージを与える効果

もう1つの色の効果として挙げられるのが、オフィスを訪れた人やホームページで見た人に一定のイメージを与えるという効果です。

例えば先ほどの青色には、見た人に「冷静」「信頼」「知的」「爽やか」といったイメージを与えます。

この一定のイメージを与える効果を使っているのが、コーポレートカラーです。コーポレートカラーとは会社のシンボルカラーのことで、会社を象徴するロゴマークや看板などに使われます。

コーポレートカラーは、顧客や取り引き先に「こんなイメージを持ってもらいたい」という意図を持って決められることが多いようです。

1-3.オフィスデザインのカラープランは2つの効果をバランスよく取り入れて

オフィスデザインで「どの色を使おうか?」と考える時に、大切にしなくてはいけないのが、先ほど説明した2つの効果をバランスよく取り入れること。

先ほど例に挙げた青色には「社員が集中力を高めながら仕事ができる」という効果があります。同じように社外的には「誠実」なイメージを持ってもらえる効果も…。

ですが「すばらしい色だから、オフィス全体を青色にしよう!」となると、弊害が出てきます。オフィス全体が青くなってしまうと、そこで働く社員は四六時中、集中力を高めなくてはいけない状態になり、非常に疲弊することに…。

今は社員の「働きやすさ」が問われる時代。社員が快適に働けるオフィスにすることを一番重視する必要があります。

例えばベースカラーに「安心」「落ち着いた」気分にさせる茶色を選択し、個別の作業スペースに青色を取り入れるなど、バランスを考えながらカラープランを練っていくことが重要です。

2.色別の効果

2-1.白の効果

膨張色である白は空間を広く見せ、また清潔感を感じさせる効果がある色です。

「純粋」「無垢」「清潔」「未来」「平和」といったイメージを与えます。

2-2.黒の効果

反対に収縮色である黒は、空間を引き締めて見せることに。

「強さ」「重厚感」「高級感」といったイメージを感じさせます。また「クール」といったイメージもあり、オシャレな空間作りに使える色です。

「法律事務所」「会計事務所」など、安定感をアピールしたいオフィスにもよく使われます。

2-3.グレーの効果

主張の弱い中間色であるグレーには、「物事を受け入れやすくする」という効果があります。大勢での話し合いをまとめやすくするために、会議室でよく使われる色です。

「落ち着き」「控えめ」「シック」「曖昧」といったイメージを与えます。

2-4.青の効果

空や海をイメージさせる青は、心を落ち着かせる効果がある色。

「冷静」「知的」「爽やか」「信頼」「誠実」といったイメージを与えます。

2-5.赤の効果

太陽や炎、血液を想像させる赤はエネルギーを感じさせ、気分を興奮させる効果を持つ色です。

「熱い」「情熱的」「活動的」「興奮」といったイメージを与えます。

2-6.黄色の効果

明るい色味である黄色は若々しさを感じさせ、気分を元気にする効果があります。レクリエーションスペースに使うと、仕事で疲れている時のリフレッシュ効果も…。

「喜び」「明朗」「幼稚」「幸福」といったイメージがあります。

2-7.オレンジ色の効果

「熱さ」を感じる赤と「明るさ」を感じる黄色の中間色であるオレンジは、心地よい温かさを感じさせる色です。

「明るい」「親しみやすい」「健康的」「楽しい」などのイメージを与えるので、コミュニケーションが重要な企業のコーポレートカラーによく使われます。

2-8.緑色の効果

植物を連想させる緑色は気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。壁紙やオフィス家具として取り入れるだけでなく、植物そのものをオフィスに持ち込めるので、取り入れやすい色といえるでしょう。

「自然」「やすらぎ」「安全」「健康」などのイメージを与えるので、健康に関する企業のコーポレートカラーとしてもよく使われます。

2-9.茶色の効果

緑色と同じ様に自然を感じさせる茶色も、落ち着きや安心感を感じさせる色

オフィスデザインに茶色を取り入れる時は、自然の木目を生かして使われるケースがほとんどです。

「自然」「落ち着き」「マイルドな」「保守的な」といったイメージを与えます。

3.オフィスデザインのトレンドカラー

3-1.黒

都会的オシャレなイメージがある黒は、長くトレンドカラーとして使われている色です。

黒の持つ「堅さ」を和らげる、茶色の木目との相性がよく、セットで使われるケースが多くあります。

3-2.白

清潔感や近未来感を出す白もトレンドカラーの一つ。

真っ白いスペースは非日常感を与え、期待感を高めるので、エントランスに使われるケースが多くあります。

白はほかの色を邪魔しないので、さまざまな色と組み合わせやすい色でもあります。

3-3.ナチュラルカラー

「社員がリラックスできるオフィス」を目指して増えているのが、「ナチュラルカラー」のオフィス。このタイプは社員にはリラックス感を、社外の人にはカフェのようなオシャレなイメージを与えることができます

現在の大きなトレンドといってよいでしょう。

植物を連想させる「緑色」、木や土を連想させる「茶色」「ベージュ」、爽やかな「白」などがよく使われる色です。

3-4.くすんだ色

最近、家のインテリアでも人気が出ている、くすんだ色を使うのもトレンド。

レンガのようなテコラッタカラーや、アンティー家具を思わせるような緑や青、黄土色などがよく使われています。

アパレルやデザイン事務所など、トレンド感を大切にしているオフィスに向いているでしょう。

4.場所によってカラーを使い分ける

オフィスは場所によって使われ方が違います。ですから期待される色の効果も変わってきます。その場所に合った色を場所ごとに使い分けするのがおすすめです。

例えば、仕事をする場所がリラックス感のあるナチュラルカラーが基調ならば、ミーティングスペースには活発な話し合いが生まれるオレンジカラーを使ってもよいでしょう。

同じように、仕事場が集中力を高める「青」が基調ならば、休憩室はカフェのようなナチュラルカラーの空間にすると、社員は気分をリフレッシュしやすくなります。

5.カラー別おすすめのオフィス家具10選

①オフィスチェア キルティングミドルバック ミッドセンチュリー

オフィスに重厚さや高級感を重視するなら、テーマカラーはもちろん黒です。

ミッドセンチュリー風デザインがかっこいいオフィスチェア。

背もたれが程よい高さなので、適度な遊び心も感じさせます。

②フリーアドレステーブル W1200×D1200×H720 

インテリアで流行中のブルックリンスタイルにも使える、フリーアドレステーブル。

天板の木目がブラック中心のオフィスデザインに程よい抜け感をプラスします。

カラーは3色展開。アッシュカラーもスタイリッシュな雰囲気です。

③カフェテーブル Φ600 高700 木目 

休憩室やロビーに使える、ナチュラルな雰囲気のカフェテーブル。

丸い形は大人数でも使いやすく、おしゃべりが盛り上がりますよ。

④オフィスチェア 肘付き 5色 ファブリック

シャープなデザイン近未来を感じさせる、オフィスチェア。白で統一したエントランスの受付にピッタリです。

白のほかにブルー、ワインカラー、グリーン、ブラックの展開。カラフルな色を選べばオフィスのポイントカラーに。

見た目だけでなく、機能性の高さも魅力です。

⑤EGG B CHIR ファブリックタイプ オフィスチェア 

卵のような座面クローズタイプの脚がスタイリッシュなミーティングチェア。空間をオシャレに演出します。

ものごとを受け入れやすくするグレーカラー。会議も和やかに進みます。

⑥パーソナルロッカー 4人用 ダイヤル錠  木製

木目が優しい雰囲気のパーソナルロッカー。

ナチュラルカラーのリラックス感あるオフィスデザインにピッタリです。

それぞれ投函口があるので、自分の席が決まっていないフリーアドレスオフィスでも、書類を確実に本人の手元に届けられます。

⑦【セット商品】 パーテーション デスク チェア

「今日は作業に没頭したい」という時に使える、パーティションとデスクとチェアのセットです。

落ちついたブルーのパーティションが集中力を高めます

⑧【2個セット】 多目的で使える キューブスツール 6色 

同じ色で揃えて使ったり何色かでカラフルに使ったりできるキューブスツール。

ミーティングスペースに何色かでカラフルに使えば、いろいろな楽しいアイデアが出そう。

つなげてソファや簡易ベットとして使うなど、アイデア次第でいろいろ使えます。

⑨ロビーソファ 待合椅子 2人用

カジュアルなデザインが気軽に座りやすいソファ。

カラーは18色展開。どんなオフィスでもピッタリの色が見つかります。

エントランスのロビーに置いて、コーポレートカラーをアピールしてみるのもいいですね。

⑩1人掛け ソファ  アンティーク風

アンティーク調のくすんだカラーとデザインがオシャレなソファ。

感度の高さを大切にするオフィスにおすすめです。

休憩室で使えば、本物のカフェのような雰囲気に。

6.まとめ

今回は、オフィスデザインにおける色の効果やトレンドカラーについて紹介しました。

色の選び方によって、社員や社外の人に与える影響の違いをご理解いただけたでしょうか?

色の効果で仕事の効率は上げられますが、実はオシャレなオフィスは何より社員のやる気を盛り上げます。

社員が働きやすく、社外の人によいイメージを与えて、さらにはオシャレなオフィスを目指して、デザインに取り組んでみてくださいね。

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