ホワイトボードのマーカーのおすすめ10選|選び方のチェックポイント

投稿日: カテゴリー ホワイトボード

「ホワイトボード用のペン・マーカーはどれも同じ」と思っている方も多いのではないでしょうか?

一言でホワイトボード用のペンと言っても、実は選び方ひとつで「濃さ」「消しやすさ」「経済性」はもちろん、インクがペン先まで届く仕組みなどいろいろな違いがあります。

どれでも同じと安さだけを重視して選んでいると損をしているかもしれませんよ。

そこで、今回は、ホワイトボード用のペン・マーカーの選び方とおすすめのペン10種類をご紹介します。

1.ホワイトボードマーカーの選びのポイント

ホワイトボードマーカーの主な基準は、

・太さ
・インクの出方
・ペンの利便性

です。

ここではこれらを中心に選び方の5つのポイントを解説します。

ポイント1:ペンの太さ

ペンの太さは、ホワイトボードをどのような環境・用途で利用するかで選びましょう。

ペンの太さを適当に選んでいると、想像以上に太く文字が潰れてしまったり、細すぎて遠くの席の人まで見えないなどの可能性があります。

あらかじめ表が印字されたホワイトボードに書き込むときは細いペンを、会議室など比較的大きな空間で使用するときは太めのペンを選ぶことをおすすめします。

ポイント2:インクの出方

ペンのインクの充填方法には、中綿式と直液式があります。

これがそのままインクの出方にもかかわってきますので、それぞれにどのような特徴があるのかを見てみましょう。。

・中綿式

中綿式のペンとは、中綿にインクを染みこませてある種類を指します

ペンの外側はそのままに中綿を交換することで、新しいインクと交換できます。

各メーカーで中綿式のペンが発売されていますが、中綿の交換は比較的簡単で手も汚れないようになっていることがほとんど。

使い捨ての中綿式のものは1本100円未満のものもあり、ペンを使用する頻度が低く、お手頃な価格で購入したい方におすすめです。

 

・直液式

直液式は中綿式と異なり、ペン本体の内部に直接インクが充填されています

インクが充填されているタンクが透明の場合にはインクの残量が分かるのがメリット。

直液式にも補充できるペンと使い捨てタイプの2種類があります。

ポイント3:ノック式orキャップ式

ボールペンなどの筆記用具同様に、ホワイトボード用のペンにもノック式とキャップ式があります。

どちらを選んでもペンの書き味はあまり変わりませんが、文字のかすれやインクの乾きが気になるなどのポイントで選びたい方は、こちらのポイントを重視するのがよいでしょう。

・ノック式

ノック式は、ペンの端を押さえることでペン先が出たり収めたりできる種類を指します。

文字を書き始めるときに片手でノックをしてペン先を出すため、キャップのし忘れがないことがメリットです。

ペン先の乾き、文字のかすれが気になる方はノック式のペンがおすすめです。

 

・キャップ式

キャップ式はその名の通り使用前後にキャップを着け外しするタイプを指します。

キャップ式は、最もポピュラーでノック式と比べ比較的コストが抑えられることがメリットです

キャップのし忘れやペンを落とすことでキャップが外れたりというデメリットはあり、乾燥による文字のかすれが気になることもあるかもしれません

ポイント4:インクの補充ができるか

中綿式・直液式どちらのタイプにもインクの補充ができるマーカーはあります。

インクが補充できるマーカーは、使い捨て(使い切り)タイプよりもコスト削減できたり、ゴミを増やさないという2つのメリットがあります。

使う頻度や手間などを考慮したうえで、インク補充の有無を選ぶと良いでしょう。

ポイント5:その他の性能

・マグネットがあると便利

ホワイトボード用のペンのキャップなどにマグネットが付属しているものがあります。

ホワイトボード本体にペン立てや収納がないときは、マグネットが付属したペンを選ぶとよいでしょう。

マグネット付きのペンは計上が一部平らになっていることもあり、転がりにくいのも特徴のひとつです。

 

・カラーバリエーション

ホワイトボード用のペンは黒をメインに使用しますが、赤・青も購入しておくことをおすすめします。

メモ書き程度に使用するのであれば問題はありませんが、多くの文字を記載したり要点をまとめたりしたいときは、黒以外の目立つ色が必須です。

最低でも、黒・赤の2種類は常に使用できる状態にしておくのがよいでしょう。

2.ホワイトボードマーカーおすすめ10選

ここでは特におすすめできるホワイトボードマーカーを10種類紹介します。

筆記用具メーカーが発売するペンは書き心地が良い、オリジナル商品はコスパが高いなどそれぞれのメリットがあります。

①ぺんてる ノックルソフト丸細中字黒 EMWL5SBF-A

インクの出方 直液式
ペン先の出方 ノック式
文字の太さ 細字~中字

筆記用具メーカー「ぺんてる」のノックルソフトは、筆圧により書き方に強弱がつけられることが大きなメリットです

文字の、とめ・はね・はらいがしっかりと表現できるため従来のホワイトボード用のペンと比べ見やすい文字が書けます。

議事録、グラフの記入、毎日の予定などを頻繁に書き込むときにおすすめのペンです。

②PILOT パイロット ボードマスター 中字丸芯

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 中字

パイロットが発売するボードマスターは、ホワイトボードに記入するあらゆるシーンにおいて大活躍するペンです。

ボードマスターの口コミでは、

  • プレゼンなど人に見てもらうシーン向き
  • ペン先が硬いためしっかりと書き込める(マッキーのような硬さ)
  • イレーザーで消したときにあとが残りにくい

このように文字の書きやすさ、見やすさにおいてメリットがあるようですね。

ペン先が交換できるためコスト削減にも繋がるでしょう。

③ぺんてる/ホワイトボードマーカータフ 黒/MW50M-A

インクの出方 直液式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 中字

ホワイトボードマーカー タフは直液式でインクの補充が可能です。

商品名に「タフ」がついているのは、文字がかすれたときにペン先を下に向けることで濃度が回復することが由来しています

文字のかすれや乾きを気にしがちな方は、手軽にかすれを解消できるものを選びましょう。

④コクヨ 再生樹脂ホワイトボード用マーカー 中字 黒10本

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 中字

口コミで『書きやすく消しやすい』と評判の高いホワイトボード用マーカーは、10本入りでとてもリーズナブルな価格が特徴です

できるだけ経費を抑えたい、コスト削減をしたいときはこのようなコストパフォーマンスの良いペンがおすすめです。

中綿式で、インクの補充はペン先に別売りのインクをつけるだけ。

インクを補充するだけで繰り返し使えるためとてもお買い得なホワイトボード用マーカーです。

⑤レイメイ藤井 イレーザー付ホワイトボードマーカー直液式 細字 黒

インクの出方 直液式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 細字(1mm)

イレーザー付きホワイトボード用マーカーは、キャップに付いたイレーザーで文字を消せるペンです。

キャップにはマグネットがついているためペン立ても必要ありません。

別途イレーザーを購入する必要がないため省スペースにもなります。

細字タイプなので表が印字されたホワイトボードへの記入におすすめです。

⑥【コクヨ】ホワイトボード用マーカー100 PM-B100D

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 極細(0.7~1.0mm)

とてもリーズナブルで、家庭用やお子様のお絵かきにもおすすめなコクヨのホワイトボード用マーカーです。

極細タイプで小さなホワイトボードや細かく書き込みしたい方にとてもおすすめです。

キャップにはイレーザーとマグネットがついているため場所もとりません。

⑦【パイロット】ボードマスター 極太 (平芯)

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 中細字(1.7mm)

パイロットのボードマスターは、インクがなくなる最後までしっかりとインクが出てかすれることはほとんどありません

インクが無くなったときもカートリッジを交換をするだけで、インクの補充も簡単です。

極太は大きな空間での会議・ミーティングでも見やすい文字を書きたい職場などでおすすめです。

ペン先のラインナップは、中細字・中字(丸芯・平芯)・太字・極太の5種類から選べますが、極太のみ交換用チップがないので要注意。

⑧カウネットオリジナルボードマーカー 丸芯 赤 1本

インクの出方
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 中字(1.8mm~2.2mm)

カウネットオリジナルのホワイトボード用マーカーは、1本50円以下で今回紹介するペンのなかで最もリーズナブルな価格です。

ホワイトボードを記入するのに1本は必ず持っておきたいのが赤色のペンです。

赤色の使用頻度が高いオフィスではまとめ買いをしておくのもよいでしょう。

口コミでは『大変使いやすいです。にじむこともなく書きやすいです。』というものがあり、非常にコスパの高いペンということがわかります。

⑨ぺんてる/Handy ホワイトボードマーカー「丸芯・中字」

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 ノック式
文字の太さ 中字

非常に便利なノック式のホワイトボード用マーカーは「キャップを外すのがめんどくさい!」という方の手間を省く商品です。

口コミでは『ノック式でバネのせいか文字の書き心地が悪い』というものがありますが、書き心地よりも使いやすさを重視する方はあまり気にならないかもしれません。

キャップを無くしがちな方はノック式であれば、文字のかすれやペン先の乾きが気にならないという大きなメリットを実感できるでしょう。

⑩uni 三菱鉛筆/ホワイトボードマーカー/細字/黒 PWB2M.24

インクの出方 中綿式
ペン先の出方 キャップ式
文字の太さ 細字

三菱鉛筆のホワイトボード用マーカーは、無駄なものを一切省いたシンプルな商品です。

細かい書き込みに適した細字タイプで、文字を潰さずに書き込みをしたい、すっきりとした書き込みをしたいという方におすすめです。

さらに、消去性の高い新開発インクを使用していることからイレーザーで何度もこする必要はありません。

書き心地、消しやすさどちらにもこだわったマーカーです。

3.まとめ

ホワイトボード用マーカーは100円ショップにも売られているため、どれを選んでも同じという方も多かったかもしれません。

実は各メーカーそれぞれが機能にこだわって開発をしているため、書き心地やインクなどに個性があります。

良いと思うマーカーを見つけて、オフィスでストレスなく文字を書いていきましょう!

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